ChatGPT · Gemini · Nano Banana

ChatGPT・Gemini・Nano Bananaの画像に含まれるメタデータ

5分で読めます

ChatGPTやGoogle Gemini(Nano Bananaを含む)で作った画像には、生成時点で来歴情報が付いています。画像とは別に保存されるC2PAコンテンツ認証情報と、Googleの場合はピクセルに織り込まれた不可視の透かしSynthIDです。

このガイドでは、各社が通常書き込む内容、ブラウザでの読み方、メタデータ削除ツールで洗えるもの、そして誠実なツールなら決して触れられないものを紹介します。

今すぐ洗ってみる — ファイルは端末から出ません

画像をライトテーブルに置いてください

JPG・PNG・WebP・GIF・HEIC・AVIF · 1 ファイル 25.00 MB / 40 MP まで · 1 セッション 50 ファイル

2つの提供元、2層のマーキング

OpenAIもGoogleも生成画像にマークを付けますが、頼っている層が異なります。OpenAIが主に使うのはC2PAコンテンツ認証情報で、ファイル内に保存される署名付きマニフェストに生成ツール名とAIで作られた旨が記されます。Googleが主に使うのはSynthIDで、生成時にピクセルへ埋め込まれる不可視の透かしです。さらにGeminiアプリやクラウド製品のNano Banana Proなど、新しいモデルにはC2PAメタデータも追加されています。

2つの層の性質はまったく違います。メタデータは独立したブロックにあり、対応するビューアなら誰でも読めますが、ファイルを再エンコードしたり洗ったりすれば消えます。ピクセルの透かしはトリミング、リサイズ、圧縮にも耐え、提供元の専用検出器でしか読めません。

ChatGPTの画像に通常含まれるもの

具体的な項目はバージョンによって変わりますが、ChatGPTやOpenAIの画像APIから直接ダウンロードしたPNG・JPEGには、よく次のものが含まれます。

  • C2PAマニフェスト(PNGならcaBXチャンク、JPEGならAPP11セグメント)。OpenAIに発行された証明書で署名されています。
  • 画像を生成したOpenAIのサービス名を示すクレームジェネレーター。
  • デジタルソースタイプtrainedAlgorithmicMedia付きのc2pa.createdアクション。「生成モデルが作った」ことを示す標準的な表現です。
  • アップロードした写真を編集した場合は、元画像を指す素材(ingredient)の記録と、編集内容を表すアクション。

GeminiやNano Bananaの画像に通常含まれるもの

Googleのモデルで生成された画像には、すべてピクセルにSynthIDが入っています。モデル、アプリ、プランによっては、隅にきらめきマークが表示されていたり、新しいモデルではAI生成と記したC2PAマニフェストが付いていたりします。Geminiに画像がSynthIDを含むかどうかを尋ねることもでき、これが透かしを確認できる唯一の確実な方法です。

目に見えるマークとSynthIDは画像そのものの一部なので、メタデータだけを編集する処理の影響は受けません。C2PAマニフェストがあれば、それは他のメタデータブロックと同じように扱われます。

メタデータが勝手に消えることが多い理由

来歴メタデータは壊れやすいものです。スクリーンショットを撮れば完全に消えます。多くのチャットアプリやSNSはアップロードされた画像を再エンコードし、公開用のコピーからは削除します。チャットAIにファイルを再アップロードしただけで、画像データしか残らないこともあります。そのため、コンテンツ認証情報のないChatGPTやGeminiの画像はよくあり、出どころについて何も証明しません。完全な記録が残っているのは最初にダウンロードしたファイルだけです。

共有する前にファイルを読む

ページ上部のテーブルに画像を置いてください。「AI の痕跡」タブには、C2PAマニフェストの有無、署名したクレームジェネレーター、宣言されたソースタイプが表示されます。「生のメタデータ」には記録されたアクションや素材のほか、ファイルが経由したアプリが追加したEXIFやXMPの項目が並びます。アップロードは一切なく、ファイルはブラウザ内で読み込まれます。

洗うと消えるもの、残るもの

「すべての画像を洗う」を押すかAIメタデータ削除ツールを使うと、画像を描き直さずにメタデータだけをバイト列から切り取ります。具体的には次のとおりです。

  • 削除:C2PAマニフェスト、XMPとIPTCの項目、EXIF、ツール名やプロンプトを含むテキスト。
  • 保持:ピクセルデータ、サイズ、回転、ICCカラープロファイル。見た目はまったく同じです。
  • 影響なし:SynthIDと目に見えるきらめきマーク。どちらもピクセルの中にあるためです。提供元の検証ツールは透かしで画像を引き続き識別できます。

AI画像は誠実に使う

洗う処理はプライバシーのための道具です。プロンプト、アカウント情報、編集履歴がファイルと一緒に出回るのを防ぎますが、画像の本質は変えません。リアルなAI画像を公開するなら、多くのプラットフォームが開示を求めており、開示しないアカウントの表示を制限するところもあります。本物の写真に付いた誤ったラベルは正し、本当にAIで作ったものははっきりそう示しましょう。

ChatGPTとGeminiの画像メタデータについて

ChatGPTの画像にはすべてC2PAが付いていますか?

OpenAIの画像生成から直接ダウンロードした画像には、通常コンテンツ認証情報が付いています。スクリーンショットや保存し直したもの、他のアプリを経由したコピーでは失われていることがよくあります。

AI Label RemoverでGemini画像のSynthIDを消せますか?

いいえ。SynthIDはピクセルに埋め込まれており、AI Label Removerはピクセルを一切変更しません。削除するのはC2PA、XMP、EXIFなどのメタデータだけです。

画像がGemini製かどうかはどう確認しますか?

まずAI Label RemoverでC2PAマニフェストを探してください。SynthIDについては、Geminiに画像について尋ねるなど、Google自身の確認方法を使います。

ChatGPTの画像を洗うと画質は落ちますか?

いいえ。削除するのはメタデータのブロックだけで、圧縮された画像データは変更せずにコピーされるため、結果はピクセル単位で同一です。

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